5年振りのニューアルバム「Campolano」を2月に発売したsakanaのロングインタビューです。
当初インタビューを行うつもりだったその月、東日本大震災がありました。その後の調整で遅れました事をお詫びするとともに、被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りいたします。
インタビューは1時間の予定でしたが、終えてみたらなんと3時間。質問への回答や、普段は聞けないようなお話まで、おおらかににお話くださった。かなり長かくなるのでカットする事も考えましたが、興味深い内容も多くそれは勿体ない!と、前編と後編にわけて公開することにしました。大量に生産し消費する生活と真逆の生き方をしている、sakanaの発する音楽の源は一体何なのだろうか?ひよこインタビュアーの私なりに探ってみたつもりです。前編/後編、どちらもボリームだっぷりですが、最後までおつきあいいただけましたら幸いです。後編は6/25(土)に公開予定。
それでは、はじまりはじまり。
桃源郷、Campolanoへようこそ。どうぞゆっくりお寛ぎください。
取材後記:lete (aki machino)
前編目次
・「Campolano」の構想
・シンプルで分かり易い表現にたどりつく迄
・曲順と曲数(二人の共通点を探る)
・コードからメロディへの曲作りの変化
・影響を受ける唯一の人
・力の抜けた自分らしい歌い方が、今やっとできるようになった
・*「Campolano」収録曲曲順解説*
・1.Angelique / 最後に終えた苦労した曲
・2.Lupinas / 快活で穏やかな感じの曲
・夢の中からうまれた曲
・3.星を見上げながら / アースウィンド&ファイヤーみたいなギター
・4.Charie Blue Eye / 水墨画みたいなイメージ
・5.Comely Feet / アルバムの中で一番ご機嫌な曲
・6.夕暮れ時 / 偶然あったと思っていた鉄琴
・7.Bountifully / 初めに曲ありき・曲に添った詞を
後編目次
・8.Zinnia / ラテン音楽を意識した曲調
・9.Armonico / 手間取ったループ
・10.やさしい紫の空 / 分厚いのは普通かもしれない
・11.惑星−2 / コクを出した歌い方をしたくない
・12.雨音 / ライヴで歌っているのが自然
・ファンの方からいただいたコメント
・引っ込み思案だった子供時代の心のよりどころ
・体操選手になりたかった
・音楽への目覚め
・sakanaの出発点 / 二人が出逢ったからこそ続けられた
・ヨットと貯金
・造語「Campolano」に込められた想い